ゲルゲクラウ島オーバーナイトツアー【DAY1】
久しぶりの無人島オーバーナイト!
ガラロン州のゲルゲクラウ島でキャンプしてきました!
天気は良くなってきましたが、パラオの北の方を通過した低気圧の影響で思ったより波が残っていました。キャンプツアーだとどうしても荷物が満載になるのでバランスも若干タイト気味。安全なルートで無人島へ向かいます。
波は少しあっても天気は良くかったので、先ずはスノーケルタイム。いつもはあまり波が立たない場所も良い波があり、こんな日はルート選択が重要です。
サーフィン出来そうな波が立っていたので、リーフの外を周ってゲルゲクラウ島へ向かいます。一見浅瀬を通った方が近いし、波も小さいと思いがちですが、こんな日は最短ルートのつもりで浅瀬を進むと意外と危ないです。
目的地のゲルゲクラウ島とリーフは進路に平行するよな位置関係にあり、浅瀬を通ると横波を受けてしまうからです。うねりは収まりつつ、緩やかな波だったのでリーフの外側を通って漕ぎました。
ようやくゲルゲクラウ島が見えてきました。ここまで来ればあともう少し..。あれ!?何か忘れているような..。そうだ、釣りの写真が無い!
そうそう、実は浅瀬で軽くキャスティングをしたのですが、ここで思わぬハプニング。何かの拍子にお二人で同じ方へ傾けてしまったようで、転覆事件がありました。
もちろんライフジャケットを着ていたのでお客さんはプカプカ浮かんでましたが、荷物満載のカヤックが転覆..。素早くカヤックを返し、レスキュー&荷物回収。
奇跡的に水没や失うものも無く、済みましたが、ルアーの針がラッシュ&タイツに刺さってしまい、止む負えずハサミでカット。ちょっと苦しいですが、良い思い出の品になれば幸いです..。
という訳で釣りは終了!目的地のゲルゲクラウ島へ向かうに至りました。
カヤックを漕ぐ事約1時間、ようやくゲルゲクラウ島へ到着。お二人にとっては懐かしの島への上陸です。
というのは実は今日のお客さんは今年このゲルゲクラウ島で無人島キャンプをしており、2回目の無人島キャンプ。無人島の独特の魅力に魅了され、帰ってきたという訳です。
無人島に着いたら、先ずはお昼休憩。その後の時間は何をするも自由です。ハンモックで寝るも良し、ビーチでゴロンと寝っ転がるも良し。のんびりとした南国の雰囲気にどっぷりと浸かれます。
そうえいば今回は上陸後もちょっとしたハプニング。お昼休憩後、ゆっくりのんびりと過ごしていたのですが、お客様の一人、Mさんがいつの間にやらいない..。しかも、まあまあな時間帰って来ない..。
まぁ小さな無人島ですし、2回目なので勝手知ったる島ではあるので、「きっとどこかで寝てるんでしょう..」という事に。しかし、なかなか帰って来ないので、捜索を開始。
「あ!こっちに足跡がありますよ!」、「あれでも足跡消えた..」等、捜索は徐々に行き詰ってきました。無人島の周りは遠浅の海。泳ぎにいった形跡もないので、再び足跡捜索をする事、10分程…。
「あった!足跡発見!」。足跡をたどる事さらに約10分程、無人島の上陸地点の真裏にあたる場所でMさんを発見。
どうやらローカルの作った手作り桟橋の上で横たわっている..。「大丈夫かな?脱水症状とかなってないかな..」等と少し心配していたのでMさんに声をかける私ANDO。
Mさ~ん!大丈夫ですか~!!
………………。
おいおい、返答無いよ..!? Mさ~ん!大丈夫ですか~!!
あ~ANDOさ~ん、ココめっちゃ魚いますよ~!!
……………..。
はい、ばっちり無人島を楽しんでいらっしゃいました…(笑)
内心、心配は5%ぐらい、95%この展開だとは思ってました。無人島のキャンプを楽しめる方ってこんな方が多いです。そして僕もそんなタイプです。
そして、Mさんが寛いでいた桟橋ですが、ちょうど良い具合に西日が差し込んでいて、直感しました。「今日のサンセットはここで決まりだ..」。
一度ベースキャンプに戻り、サンセットの時間に再び、裏の桟橋へ来ました。そこで待っていたのがこのショータイムです。いや~めちゃくちゃ綺麗でしたね。
写真では伝わりきらない5分間。Mさんのプチ失踪事件が呼び込んだ功名でした。もしくはMさんの嗅覚でたどり着いたともいえそうです。
サンセットの後は定番のBBQで夕ご飯。やはり無人島のBBQとビールは美味しい。こんな時、テレ朝の破天荒プロデューサーことナスDが以前アマゾンロケで言っていた言葉を思い出します。
何でも食べて何でも美味しいというナスDですが、アマゾンのどこかで何かを食べた時、「アマゾンっていうスパイスが効いてて美味しい」って言ってたんです。
僕はこの表現がとても好きで、野外で何を食べても美味しく感じるのはそういう事なんだと思います。人間は美味しいと感じるのは純粋な味覚だけではなく、五感で感じ取るからで..
綺麗な景色を眺めながらだったり、肉が美味しそうに焼ける音だったり、ここは誰もいないんだ..というストレスフリーな気分、そんな様々な要素が野外での食事を美味しくしてくれるではないかと。
「パラオの無人島も良いスパイスだな~」、そんな事を考えながら無人島の夜は更けていきました。
ゲルゲクラウ島オーバーナイト【DAY2】
早朝、予報には無かった強風が吹き、雨とともに起床。今回は夜は少し肌寒く、テントの中は少し涼しいぐらい。
こんな日はどちらかというと快適に寝る事ができます。熱帯夜の場合はテントでは寝苦しい日もあるのですが、その時の天気で夜から朝にかけての気温はだいぶ変わります。
今回のキャンプは朝方が潮位が低く、早朝にガラロンロングビーチを訪れました。潮位はあまり低くないので、正直ビーチになっていないかな..と思っていましたが、予想外に素敵なビーチでした。
上の写真はまだビーチになっていない、砂地の浅瀬。風が無ければウユニ塩湖みたいな雰囲気になる事もあり、とても綺麗です。
ビーチの所々に海水が残っていて、水面に映り込む鏡面反射。風が弱くなる朝凪、夕凪、その瞬間だけに自然が見せてくれる美しさです。
この時間は通常の観光であればホテルでそろそろ起きるか、朝ごはんの時間。こんな時間から貸し切りのビーチで遊べるのもオーバーナイトの魅力です。
ロングビーチで遊んだ後に朝ごはん。本日の朝食は朝からステーキ&空心菜のソテー、withカレーメシ、トーストを添えて。朝からステーキ?カレーメシ?美味しければ何でもありです。
本当は朝は釣ったお魚でお雑煮等を作ろうと思っていたのですが、昨日の釣果が無い為、ちょっとヘビーな朝ごはんとなりました。
カレーメシは前回、お客さんが持って来てくれたのですが、僕が大絶賛したところ、今回も持って来て頂けました。この場を借りて、改めてお礼申し上げますm(__)m
朝食が終わり一息。朝食の時間から天気は雨模様になり、外でのんびり遊べる天気では無くなってきました。こんな時はローカルが建てたサマーハウスと呼ばれる小屋でお客さんはのんびりと過ごします。
しかし、私ANDOにはやるべきことがあった…。
今日のお昼ご飯捕ってこなきゃ!!
そうなんです。お魚が無いんです。もちろん他にも食材は用意しているのですが、今日のお昼の予定は地魚の天ぷら&うどんと決めていました。
あわよくばイセ〇ビ捕っちゃおう、今までの釣果なら、「まぁ、楽勝でしょ。余裕でしょ。」だったのですが、今回は僕も釣果が無く、ずばりボウズってやつだったんですね。あまり釣りの時間を取らなかったというのもいい訳ではありますが…。
とはいえ、ちょいと釣りに行けば釣れるのがパラオ。いざとなったらモリで突いちゃえば良いか..等と考えながら、お客さんは島でのんびりとお過ごし頂き、僕だけでしばし漁に出ました。ところが…
!!
!?
写真ではいまいち伝わりませんが突然の突風。波もかなり高くなり、カヤックに乗ってみたところ(泳いで魚を突いてました。)視界ゼロ。無人島の島影も一切見えない。
しかし、お魚はまだ2匹だし、う~む、困った。でも帰り遅いと心配かけちゃうし、そろそろ帰ろうと決断。コンパスをたよりに漕ぎ出しました。
ひさびさに視界ゼロの海を漕ぎましたが、こういう時は脳内がシャキッとするみたいで、難なく帰着。結局お魚は2匹のみGET..。イセ〇ビを探し続けたのが裏目に出ました..。
止む負えず、無人島のビーチで釣り。昼食には十分な数が釣れたので漁師タイム終了。予定通り、天ぷら&うどんで無人島ラストのご飯を締めくくりました。
無人島の楽しい一時は過ぎるも早いです。昼食を終えたら、徐々に撤収準備。帰り道はマングローブの林に沿って港へ帰りました。
今回のキャンプは少々ハプニング続きでしたが、こういったイレギュラーもまた楽しいです。尚、文面は若干脚色気味ですが、安全に遊んでいるのでご安心くださいませ。
やっぱり無人島キャンプは楽しいですね!また機会がありましたら、ぜひ、遊びにいらしてください!
12/3-4ツアー写真はコチラ!
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