Half Dayカヤック＆洞窟ツアー
今日は午後からパラオ松島、エメラルドケイヴまで漕いできました！
午前中は激しい雨の降る今日この頃。午後は雨も止み、少し晴れ間も出てきました。とはいえ低気圧が接近しているパラオ、風は少々強かったので、陸上でしっかりと練習してから出艇。
観光地のカヤックツアーは十分な練習をしない事が多く、結果、「カヤック＝疲れる、大変」というイメージに繋がります。もちろん体力は使いますが、しっかりと漕ぎ方を覚えれば、思っているよりも遠くに行くことが出来、また漕げるようになってくると、その達成感もカヤックの楽しさでもあります。
という訳で、ワンダフルワールド・パラオのカヤックツアーは開始30分ほどは部活のような展開になることもあります。
私ANDOが熱血指導しております。出来の悪い生徒にはシャウトしますが、僕の喉も痛いです。
カヤックをずっと漕いでいると、もちろん疲れてくるので、途中でスノーケルタイム。カヤックの上で同じ姿勢でいると、腰が痛くなってきたりする事もあり、スノーケルは丁度良いリラックスタイムでもあります。
個人的にはパラオに来たら初日におすすめしたいのが、このパラオ松島でのスノーケル。穏やかな内湾なので、スノーケルの丁度良い練習になるからです。
スノーケルばしょから、さらに漕ぐ事約15分、海の色が徐々に変わってきたら目的地の洞窟は目前です。
今日は曇りだったので、洞窟内が若干暗くなっていましたが、洞窟入り口付近の淡いエメラルドグリーンの海がとても綺麗です。
帰り道にちょっとレアなスポットへ訪れてみました。カヤックを岩場に停めて、若干ロッククライミング。その先にあるのは…。
コンクリートで固められた見張り台、中には四角い小さな窓、外には古いキリンビールの空き瓶。ここには旧日本軍の作ったトーチカがあります。
当時、米軍のコロール島への上陸を懸念し、様々な場所にこういったトーチカを造り、米軍の進行に備えていたといいます。
高台からの眺めはとても綺麗ですが、トーチカ内に書かれた日本語を初めて見た時は何とも言えない気分になりました。
内壁に書かれているのは兵士達の家族に向けたメッセージ、届く事は無いであろう手紙の代わりに壁に書いた各々の辞世の句でもあります。
パラオだけではありませんが、南国リゾートの主だった島は太平洋戦争の激戦区でもあり、日本人は知っておいた方が良い歴史があります。
教科書には載らない戦争の記録、ご興味がある方はペリリュ―島や国立博物館へ行くことをおすすめします。
戦跡関係はどうしてもしんみりとした文章になり、恐縮です..。ただ、次の世代に知らせないのは恥ずかしい事です。
強制はしませんが、せめて興味のある方には今後もお連れ致します。
11/6ツアー写真はコチラ！
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